APERCO

2013年に結成されたイスラエルのバンド。
ゲスト扱いながら、序盤からまろやかな音色のフルートが大活躍で歓喜せずにはおれません。そんな2曲目は明日へ駆けていく希望溢れるメロディでまるでラヤダーの再来(笑)。ギターも含め
2013年に結成されたイスラエルのバンド。
ゲスト扱いながら、序盤からまろやかな音色のフルートが大活躍で歓喜せずにはおれません。そんな2曲目は明日へ駆けていく希望溢れるメロディでまるでラヤダーの再来(笑)。ギターも含め
イスラエルの
Shlomo Gronich (ソロ作多数あり) なるイスラエル人シンガーを中心としたプロジェクト。
ある本によると第4次中東戦争の爪痕から立ち上がるために製作されたとか。基本的にテクニカルなバックに合わせた歌物という感じ。フルートやキーボードが大活躍でちょっとボーカルを喰っちゃってるかも。仄かに中東らしさを感じさせるメロディがイイです。ノリノリロケンローが急に中東伝統音楽みたいになる曲などはさすがにヤリすぎで大好き。このへんいかにも辺境らしさが出ていてニヤケちゃいますね。歴史的なことは私にはわからないけど、カッコイイし決意みたいなのが伝わってくる気がします。
トルコにて2008年結成のバンド。
それぞれ3〜4パートにわかれた10分以上の曲3つで構成されており、さらにアルバムタイトルなど見りゃシャーマンの精神の旅路を描いたグニョグニョのサイケなんだろうと思い込んでたが、実際はそれほどでもなかった。虫の声や雷雨の音で自然を描き、厳粛に民族音楽風の音色が響く。Voは早くもトリップしているのか叫び気味だったり、ダウナーな語りを見せたり。ギターは体を擽られるかのような適度な泣きを見せつつ、アラビックなリフも多用。懐かしいがどこか洗練されているキーボードも良い。どの曲も大きく盛り上がることはなく、滔々と場面が移り変わっていく。ヘヴィさと静かな森のようなパートが混在しているのが魅力的です。サイケと言い切るにはかなりしっかりした音で、スーパーナチュラルな世界を見せてくれるのではという期待はややハズレ。その点はちょっとガッカリかな。でもシャーマンもマインドトリップだけでなく大地を蹴って旅をしたんだなぁなんて、よくわからない感慨に耽ったりして。アラビックな旋律を用いたロックとしての出来は中々なんじゃないでしょうか。
BassとKeyの兄弟を中心としたイスラエルの5人組。
フルート奏者は
個人的に大好きなフルート奏者のShem-Tov Leviを中心としたバンド。
名盤として有名だそうで、実際見事な演奏が詰まってはいるんだけどなんだか随分トロピカル……。聞いてて楽しい気分にはなるんだけど明るすぎてあんまり心に響かなかった。とても垢抜けたジャズ系のロックで高クオリティを疑う余地はないんですけど。歌モノを挟んで後半からはトロピカル要素が減じるんでフルートを中心にまぁまぁ楽しめました。Shem-Tov Leviのフルートは流麗で素晴らしいな!